鯖江河和田土地改良区
沿革
本地区は、昭和47年の団体営圃場整備事業の施行に伴い土地改良区を設立し、昭和52年度にかけ131haの農地整備を行いました。平成5年度から平成10年度にかけては、用排水路の老朽化による漏水及び不等沈下等により、県営土地改良総合整備事業で用排水路の改修を行いました。
平成16年7月には豪雨による災害を受け、新たに筋生田町、別司町、河和田町の区域を編入し、平成19年度着工県営中山間地域総合整備事業(河和田地区)で、圃場整備、用排水路の整備、暗渠排水等の工事を施工しています。
立地条件
本地区は鯖江市の東部に位置する旧河和田邑で、東は尾山北に城山、西には水谷山を仰ぎ、南を県道鯖江〜美山線に挟まれた中山間地帯の耕地です。
用水は渓流水を利用。排水は中央に金谷川、西袋川が天神川に流下し、河和田川を流下しています。
営農状況等
本地区の営農は、認定農業者(4人)と農業生産法人(2つ)を中心に農用地の集積を進めていますが、圃場の小区画化、施設の老朽化、有害鳥獣の被害等による耕作放棄により農地の荒廃も見られます。