鯖江東部土地改良区

面積:417.6ha (平成24年4月1日現在)
組合員数:765名
設立認可年月日:昭和47年7月6日
役員数:理事20名・監事5名

沿革

 鞍谷川の氾濫による湛水被害を受ける低湿地域であったため、県土木部による河川改修工事が進められ、昭和45年度より湛水防除事業が着工しました。しかし、地区内の用排水路、農道の狭小・蛇行・圃場区画の配置・形状の不整等で効果的な営農が望めませんでした。このため、土地改良区を設立し、昭和47年度から昭和58年度にわたり県営圃場整備事業を実施しました。
 近年は、用水路の老朽化や不等沈下等による漏水が発生し、また排水路は洗堀によりアーム柵が崩壊しており、転作の集団化や農地の集積・維持管理に支障が出てきました。そこで、土地改良施設維持管理適正化事業に加入し順次整備補修工事を実施しています。
 また、平成15年度より北中山北部地区、平成17年度より乙坂今北・落井地区が担い手育成と安定した農業経営を目指して県営圃場整備事業及び県営経営体育成基盤整備事業を実施しました。

立地条件

 本地区は鯖江市の東部に位置する概ね平坦な耕地です。地区中央部は南北に鞍谷川が流れ、東西に県道(鯖江美山)が横断しています。東部は河和田川に、北部は鞍谷川に、西部は浅水川に接し、南部は中野町及び川島町の住宅地を隔てて三里山及び今立地区に接しています。

営農状況等

 集落営農組合を組織している集落や、認定農業者を中心とした集落農業生産法人の営農等、集積が進んできています。